おもしろき こともなき 世をおもしろく

エンジニアが日々思ったことを気ままに書くブログです。サッカーが多めです。

ロシアW杯アジア2次予選 vs シリア

試合が終了して2週間経過し今更ですが、書きかけの文章が勿体なかったのでアップすることにしました。

勝利が欲しい日本

本試合はシリアの国内情勢が不安定なためか、中立地のオマーンで行われた。この時点でシリアは3戦全勝、対して日本は2勝1分け。日本はこの試合勝ってグループ首位に立ちたいところ。またシリアは内戦や難民問題で大きく揺れている中、勝って明るいニュースを本国に届けたいところでしょう。

FW原口がスタメン

日本のスタメンは以下の通り。

GK : 西川

DF : 長友・槙野・吉田・酒井高

MF : 長谷部・山口螢・香川

FW : 原口・岡崎・本田圭

アフガニスタン戦のスタメンからはFW宇佐美に変わって評価を上げたFW原口が先発。またDF森重に変わってDF槙野が出場。アフガニスタン戦ではDF森重が先発・1得点でしたが、ハリルホジッチ監督のCBの序列はDF槙野>DF森重のようですね。所属チームで出場機会が少ないDF長友とDF酒井高が揃って先発なのは不安材料ですね。

3-0で日本の勝利!!

前半日本は圧倒的にゲームを支配し幾度もチャンスを作り出すも、攻めあぐね得点は生まれず。またシリアからは数度カウンターをくらいヒヤリとする場面もありましたが、GK西川が防ぎ失点を許さず。前半は0-0のままハーフタイムへ。

後半に入っても攻める手を緩めない日本ですが、後半10分にFW岡崎が相手DFに倒されPKをゲットしFW本田がこれを決め、ついに相手ゴールをこじ開けます。後半25分には左サイドで相手選手をかわしたMF香川からパスを受けFW岡崎がこれを決めます。さらに交代で入ったMF清武のパスを受けたFW本田が相手選手をひきつけヒールパスでFW宇佐美に送ります。FW宇佐美はこれをダイレクトにゴール右隅に決め、勝負あり。

前3試合と比べ冷静だった先制点まで

シンガポール戦から始まったアジア予選3試合とは違い、本試合では点を決められない時間帯が続いても慌てている様子は見られず落ち着いてプレーしていたなと感じました。ザックジャパンではそれまでの日本代表にはなかった圧倒的な得点力でアジア予選を突破しました。シンガポール戦からアフガニスタン戦までの3試合は点が決められず慌てている様子が伝わってきましたが、 どっしり構えられるようになっていて、良い経験になったように思います。

まだまだ油断出来ない2次予選突破

この時点でグループE首位になりましたが、シリアは10月14日にアフガニスタンに勝利し再び首位に。1試合多いですが日本とは勝ち点差2で、日本は次の試合勝利が求められます。ザックジャパンまでは「まっ突破はできるだろう」とタカをくくれましたが、シンガポール戦の経験から油断は大敵です。日本の次戦は11月12日シンガポールアウェー戦で、初戦の二の舞だけは避けて欲しいです。

印象に残ったハーフタイムでのFW宇佐美とFW武藤

ハーフタイム中サブの選手がウォーミングアップを行っている様子が映っていましたが、FW宇佐美とFW武藤が仲良くバス交換していたのが印象的でした。以前やべっちFCでFW武藤が学生の時、同い年のFW宇佐美は雲の上の存在で空港で見かけた時には握手を求めたというエピソードを語っていましたが、そんな無名だったFW武藤は日本での活躍の後ドイツへ渡り今やA代表の常連となるまでに成長しました。FW宇佐美にとっても互いに高め合う存在になっているのかもしれませんね。