おもしろき こともなき 世をおもしろく

エンジニアが日々思ったことを気ままに書くブログです。サッカーが多めです。

ブログを書こうと思ったきっかけ

気がつけば10本書いていました。ほんの10本なんですけど(苦笑)。ふと、一旦ブログを書こうと思った理由をまとめてみようかと思いました。

文章力・表現力を上げたいから

高校生の時からは新聞を、大学生になってからは小説・ハウツー本を読むようになりました。今でもちょっとした待ち時間や移動時間も本や雑誌を読んでいます。ネットや2chを含めれば日常でそこそこ文章に触れていると思います。

にも関わらず、文章を書くと稚拙な文章になってしまいます。会社に入っても報告書などを書いても恥ずかしくなるような文章しか書けず、今も悩みです。少しでも文章力を上げることで報告書等の作成もスムーズにできたらな、というのが願いです。

また本を読み始めた理由の一つとして口下手でなかなか自分の言いたいことを表現できずにいることが多く、語彙力や表現方法を上げたいと思ったからです。とはいえ知っているだけではあまり改善する気配がなかったので、ブログとして実際に使うことで改善できるかと思いました。人と話す機会を多く持つのが一番だとは思いますが、補助的な方法としてブログを書くのは効果があるかなと思いました。

思考力を上げたいから

大学受験のとき理系で数学や物理を勉強していました。受験科目の中でもこの2つは思考力が要求されるのではないかと思います。しかし懸命に勉強した結果思考力が向上したかというと、大学に入っても回答がない問題や正解がない研究のように思考力が要求される場面に対しては手が止まったままでした。そんな時に出会った本がちきりんさんの「自分のアタマで考えよう」でした。

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

 あとがきでちきりんさんは以下のように述べています。

高校生の頃、数学の問題集を使って勉強するとき、私は問題をさっと読んだ後、ろくすっぽ考えもせず、すぐに巻末にある解答を見ていました。

 〜略〜

こんな勉強の方法では、テストの点は取れても、「考える力」は全く身につかないのだと気がついたのは、(恥ずかしながら)社会人になって5年以上たってからです。

〜略〜

けれど働き始めた後、現実の社会には、誰かがあらかじめ用意してくれた解法が存在しない課題がたくさんあると気がつきました。私はそう言った課題に取り組む必要が出てきて初めて、「解法を知ること」と「解法を考えること」は異なることだと理解したのです。

 

まさに受験のときに、いや、つい最近まで自分が行っていた間違いについて書かれていました。今までの学び方では結局本物の思考力は付いていなかったのだと気が付きました。

私は自分のブログに「自分の頭で考えてこと」を書いています。
〜略〜
自分の頭だけで考えていると、最初は泣きたくなるくらい幼稚な考えしか浮かんで来ません。ついつい答えを見たくなってしまします。考えの深い人や博識な人が近くにいれば、すぐにその人の意見を聞きたくなってしまいます。でも、そこをぐっとこらえて自分で考えるんです。

 

このあとがきに納得できるものがあり、ブログを書き思考力の向上を試みてみようと思いました。
 

自己表現の一つとして

子供の頃から美術や図工の時間が嫌いで何かを創るというのが苦手でした。出来たものが自分には稚拙なもので人に見せるのが恥ずかしかったからです。今考えると考え過ぎだったと思います。今までも絵を描こうとしたり木工細工などを始めようと試みましたが、始めてちょっとしたら挫折する、の繰り返しでした。
ブログですと見た目は最初でもそんなに不細工でないですし、文章に多く触れている分、ある程度はマシなものが書けかなと思いました。すぐに大変だと気付くのですが。
ブログを書き自分の考えていることを文章で表現し創作することで、自己表現をしようと思いました。
 
このままブログを続けたとしても何年かして何の意味もなかったという結果になってしまうかもしれませんが、ブログを書き続けていきたいと思います。